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ACCS、警視庁などが海賊版販売の北大生を書類送検と発表

2000年03月10日 00時00分更新

文● 編集部 伊藤咲子

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(社)コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)の発表によると、警視庁生活経済課と高井戸署は2月29日、海賊版販売を行なっていた札幌市内に済む北海道大学理学部の男子学生(22歳)を著作権法違反の疑いで東京地検に書類送検した。

この件の告訴会社は米マイクロソフト社。男子学生は、『Office 2000 Professional』などビジネス/ゲームソフトを、CD-R装置を使って権利者に無許諾で複製。インターネットの電子掲示板を使って宣伝を行ない、電子メールで注文を受け付けていた。この学生は'99年2月ごろから同10月ごろまでの間に、全国各地の約30人に対して約50万円の売り上げがあったという。

また、愛知県警ハイテク犯罪対策室と生活経済課ならびに西署は3月1日、ビジネスソフトなどの海賊版を販売していた高崎市の会社員男性(24歳)を、著作権法違反の疑いで名古屋地検に書類送検した。

この件の告訴会社は(株)ヴァル研究所とロゴヴィスタ(株)。会社員はビジネスソフトなどをCD-R装置を使って権利者に無許諾で複製。大手プロバイダーの電子掲示板などでソフトの販売を宣伝し、海賊版ソフト約230タイトルを記載した電子メールを希望者に送付していた。約1ヵ月間に約20人に販売し、約10万円の売上があったという。

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