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BCN総研、店頭パソコン市場でソニーのシェアが急拡大と発表

2000年03月10日 00時00分更新

文● 編集部

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(株)コンピュータ・ニュース社の市場調査部門であるBCN総研は10日、店頭パソコン市場でソニー(株)のシェアが急拡大しはじめたと発表した。2月に入り、デスクトップパソコンではシェア14.1%で3位、ノートパソコンでは28.1%で1位となり、総合で日本電気(株)に0.4ポイント差の2位に急上昇たという。この躍進の原動力となったのは、2月初旬に発売したデスクトップの『VAIO J PCV-J10V5』と、1月下旬に発売したノートの『同 NOTE PCC-N505A/BP』の2製品。

デスクトップパソコンでトップシェアとなった『VAIO J PCV-J10V5』
デスクトップパソコンでトップシェアとなった『VAIO J PCV-J10V5』



『VAIO J PCV-J10V5』は、2月の第2週(2月7~13日)に、アップルコンピュータ(株)の『iMac DV Special G3-433』を抜きトップシェアを獲得、それ以降デスクトップではトップシェアを維持している。ノートはトップシェアこそアップルの『iBook Special Edition』(2月18日発売)に奪われたが、ベスト5に『VAIO NOTE PCC-F50/BP』と『同 NOTE PCC-N505A/BP』の2機種をエントリーするほどの強さを発揮している。BCN総研では、価格、製品力、ブランド力、ショップ販促活動といったさまざまな要素が加味されて、ソニー製品の発売当初からの好調な立ち上がりにつながったと分析している。
なお、2月の総合ベンダーシェアは、1位から順に、日本電気(21.2%)、ソニー(20.8%)、アップルコンピュータ(18.7%)、富士通(14.1%)、日本IBM(7.4%)、ソーテック(6.4%)となっている。

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