日本ヒューレット・パッカード(株)は、HP-UXとWindows NT間における双方向のファイル共有を行なうツール『CIFS/9000』の無料ダウンロードサービスを開始した。今後は、HP-UX
11サーバー製品に付属するCD-ROMにもバンドルされるという。対応OSは、HP-UX
11。
同ソフトは、HP-UX環境からWindows NTのファイルに、透過的なアクセスを可能にするもの。同様にWindows
NT環境からHP-UXのファイルへもアクセスできる。ファイルアクセスのプロトコルにはWindows
NTで使われているCIFSを採用することにより、HP-UXとWindows NT間のファイル共有を実現した。また、HP-UXとWindows
NTのユーザーIDを自動的に対応づけ、ファイルシステム全体で一貫したユーザー管理を可能とする。
『CIFS/9000』はサーバーソフトをクライアントソフトから構成されており、『HP9000エンタープライズ・サーバー』または『HP
VISUALIZEワークステーション』にインストールして利用する。