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東芝情報システムとコンピュータ・アソシエイツ、エンタープライズマネジメント分野で提携

2000年03月06日 00時00分更新

文● 編集部 高島茂男

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東芝情報システム(株)とコンピュータ・アソシエイツ(株)(以下CA)は3月6日、都内において、エンタープライズマネジメント分野で業務提携すると発表した。具体的には、CAが同社の製品をベースにしたノウハウや技術サポートを提供、東芝情報システムが導入やコンサルティング、システム開発、サポートセンター運用を行なう。

握手を交わす東芝情報システムの代表取締役社長、藤正顯氏と、コンピュータ・アソシエイツ代表取締役社長の三ツ森隆司氏(左から)
握手を交わす東芝情報システムの代表取締役社長、藤正顯氏と、コンピュータ・アソシエイツ代表取締役社長の三ツ森隆司氏(左から)



東芝情報システムの藤正顯代表取締役社長は、「eビジネスの世界で成功するためには、エンタープライズマネジメントソリューションが必要。CAと提携することで、企画、開発から、運用管理、保守までトータルソリューションを顧客に提供できる」と、提携の理由を説明した。

東芝情報システムの藤正社長東芝情報システムの藤正社長



この提携では、CAの、UNIX、Windows NT対応のジョブ管理ソフト『Autosys』や、Oracleデータベースからの高速データ抽出ソフト『Fast Unload for Oracle』、統合運用管理ツールの『Unicenter TNG』などの製品が利用される。それらの製品により、東芝情報システムは、ネットワーク管理、インターネットセキュリティー管理、データベースシステムの構築などを提供する。マーケティング活動については、両社が共同で展開していくという。

CAの三ツ森隆司代表取締役社長は、「eビジネスのインフラ投資に日本の企業もお金をつぎ込み始めた。エンタープライズマネジメントはまだまだ未成熟で、このマーケットはこれからより成長していくと思う」と語った。

CAの三ツ森社長CAの三ツ森社長



「4月をめどに現在のヘルプデスクに、今回の業務提携のサポートセンターを付加していく。売上げは、3年後に年間150億円を目指す」(藤正氏)という。

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