“CeBIT 2000”でソニー(株)は、同社が“i.LINK”と呼ぶIEEE1394インターフェースでデジタル接続するオーディオシステムを参考出品した。もちろん同社の“VAIO”シリーズなどのパソコンとの接続も考慮されているという。
i.LINKを利用したオーディオシステムは、MDデッキとCDプレーヤー、『i.LINK
Receiver』と呼ばれるアンプ部分で構成される。さすがにスピーカー端子は従来通りだが、MDデッキとCDプレーヤーとの接続にはi.LINKが使用されている。i.LINK
Receiverにはアナログ1系統、デジタル3系統(オプティカル×2、コアキシャル×1)も用意されているようだ。
これらは発売されるかどうかも未定としてはいるが、製品の完成度の高さからも、i.LINKをホームAV統合のコアとする同社の戦略が透けて見えた。
上が『i.LINK Receiver』、下が『i.LINK CD Player』 |
こちらは『i.LINK MD Deck』 |
ReceiverとCD Playerの裏側。非常にシンプルな接続となっているのが分かる |