(株)メルコは16日、同社のLAN製品『AIRCONNECTシリーズ』の新シリーズとして11Mbps無線LAN『AirStation』を開発、3月下旬に製品化し順次販売すると発表した。
『AirStation』 |
『AirStation』は、米ルーセント・テクノロジー社のコア技術を採用。これにより無線カードを搭載したアップルコンピュータ社製『iBook』、『iMacDV』、『G4(AGPモデル)』との相互通信が可能となり、Windows環境だけでなくMacintosh環境も含めたネットワーク構築ができるとしている。従来製品の2Mbps無線LANとも、独自の技術で双方の通信や接続を可能にするので、既存の資産を無駄にせずにネットワークの拡張ができるという。ネットワーク負荷を軽減する“多チャンネル(14ch)機能”を搭載し、接続したままで移動ができる“ローミング機能”にも対応する。無線LANインターフェース部の規格はRCR
STD-33 ARIB STD-T66とIEEE802.11b。有線LANインターフェース部の規格は10BASE-Tと100BASE-TX。製品のラインンアップはモデム内蔵モデル『WLAR-L11-M』、シリアルポート搭載モデル『WLAR-L11-S』、ルーター機能搭載モデル『WLR-L11』、標準モデル『WLA-L11』の4製品。サイズは幅76×奥行き205×高さ170mm。