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ヤマハ、Mac版のXG音源対応ソフト『XGworks V3.0 for Macintosh』を発表

2000年02月15日 00時00分更新

文● 若菜麻里

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ヤマハ(株)は15日、パソコン用ミュージックシーケンスソフト『XGworks』のMacintosh版『XGworks V3.0 for Macintosh』を4月10日(月)に発売すると発表した。また同ソフトとデジタル音源、ケーブルがセットになった『HELLO!MUSIC!』シリーズも、2種類同時に発売する。

XG Editorのメイン画面
XG Editorのメイン画面



XGworksは、“XGエディター”により、XG音源の音色やエフェクトの設定が可能だ。またヤマハの最新デジタル音源『MU2000』、『MU1000』に対応し、1396ノーマルボイスおよび58ドラムキット、8系統のエフェクトなどが利用できる。パート毎の音色やエフェクトの設定画面などは、わかりやすく操作しやすいという。

アレンジ機能としては、“オートアレンジャー”機能による伴奏や、波形編集が可能な“Wave Editor TWE”を内蔵。複数のオーディオファイルの同時再生や、MIDIデータとオーディオファイルの自在なミキシングも可能で、かつハードディスクレコーディングにも対応する。

“ボイス・トゥ・スコアR”機能では、Macintoshのサウンド入力機能を用いて、歌やギター演奏のメロディをリアルタイムに五線譜で表示し、MIDI演奏データを作成できる。

また“ギターアレンジャー”機能により、タブ譜のようにフレットと弦を押さえる位置を数字で表現することにより、画面上で各種操作ができる。チョーキングのようなギター独自の奏法なども編集可能だ。そのほか、スコア譜として、サックスやクラリネットなどの移調楽器用の楽譜や、ギターのタブ譜、エレクトーン用3段楽譜、ドラム専用の楽譜なども印刷できる。

動作環境は、対応OSが、MacOS 8.0以降(OS9対応)、CPUが、PowerPC604-100MHz以上(G3 300MHz以上推奨)、 メモリが、30MB以上(
ソフトシンセサイザー使用時はさらに5MB以上、TWE使用時はさらに7.5MB必要)、35MB以上のHDD空き容量が必要。ディスプレーは、800×600ドット以上、256色以上。

価格は、XGworks V3.0 for Macintoshが2万9800円。HELLO! MUSIC! 1000 for Macintoshが10万9800円、HELLO! MUSIC! 2000 for Macintosh(同1000の機能にサンプリング機能を追加)が12万9800円。

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