沖電気工業(株)は14日、TCO削減のための管理機能を標準装備した企業向けミッドレンジPCサーバー『if
Server(アイエフ・サーバー)LH 3000シリーズ』を発表した。同製品は、フロント・サイド・バス(FSB)速度133MHz対応のPentium
III-533EB/600EB/667/733MHzを搭載する。対応OSは、Windows NT Server 4.0/NT Server
Enterprise Edition 4.0に加えて、Windows 2000 Server/2000 Advanced Serverも予定している。価格は、9.1GB
HDD搭載の533EBMHzモデルが124万5000円から、同733MHzモデルが146万5000円からなど。ラックマウント専用タイプの『if
Server LH 3000r』は、9.1GB HDD搭載の533EBMHzモデルが133万5000円からで、同733MHzモデルが155万5000円からなど。出荷は4月中旬に開始する。
管理機能として、遠隔地からの集中管理などのサーバー監視を行なうソフト『HP
TopTools for Servers』と、OSやアプリケーションを管理するソフト『HP
OpenView ManageX Event Manager』を標準搭載する。また、ブラウザーによりLAN経由でサーバー管理が可能なハード『HP
TopToolsリモートコントロールカード』をオプションで用意する。
性能と信頼性を向上するために、ハードパリティーロジックを持ったデュアルチャネルRAIDコントローラーを装備し、その標準32MB・最大128MBのキャッシュメモリーはオプションでバッテリーバックアップが可能。ホットスワップ対応のHDD・冗長電源装置(オプション)・冗長冷却ファンやホットプラグ対応のPCIスロット4本を装備しており、稼動を停止せずに障害復旧が可能。
ハードディスクは、最大12基増設可能で、最大容量は218.4GB。システムメモリーは128MBから最大4GB。また、Pentium
III Xeonプロセッサーへのアップグレードが可能。サイズは、床置き型が幅350.5×奥行き724.2×高さ494.8mm、ラック型は幅482.6×奥行き749.2×高さ354.7mm。重量は35~50kg。