(株)ギフティ・ギフティは2月1日、ギフト専門サイト“Gifty Gifty”を開設し、サービスを開始した。相手のEメールアドレスだけでプレゼントを贈ることができるユニークなサービスで、初年度の売上10億円を目指す。同社は、インターネットベンチャーへの支援を行なう(株)ネオテニーが手掛ける支援企業の第1弾。
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Gifty Giftyは、インターネットを利用してギフトを贈ることができるサイト。特徴は“ポスト・ギフト”サービスで、これは相手のEメールアドレスがあれば、住所が分からなくてもギフトを贈ることができるというもの。まず相手に贈りたいギフトをいくつか選び、カタログを作成して相手にメールで送付。相手はカタログの中から欲しい物を選んで注文し、送り先を指定して受け取ることができるという仕組み。注文品は3日以内に届くとしている。
またあらかじめ登録しておいた記念日が近づくと知らせてくれる“ギフト・コンシェルジュ”機能(3月開始予定)、その逆に記念日の前に贈り物を贈ることを促す“おねだり機能:ギフト・ゲッターズ”(2月下旬開始予定)などを備える。“動物占い”で相手にふさわしい贈り物を探すコーナーなども用意する予定で、ギフトを軸にしたコミュニティーサイトとして展開していく。
同社は資本金3000万円で設立。ネオテニーのインキュベーション事業の第1弾として事業を開始し、社長はネオテニー副社長の紺屋勝成氏が兼務する。事業コンセプトとして、「知人や友人同士で、ちょっとした機会に簡単に贈り物を贈りあえる新しい贈り物文化の創造を目指す」としている。同社は、ポスト・ギフトなどを“ビジネスモデル特許”として特許出願している。