市場調査と情報分析サービスのエーシーニールセン・コーポレーション(株)と、インターネット利用者動向情報を提供するネットレイティングス(株)の共同事業であるインターネット利用者動向サービス“Nielsen//NetRatings”は2月1日、'99年11月から12月までに実施したインターネット人口調査の結果を発表した。調査方法は、全国34万6000世帯を対象にした電話による無作為抽出方式(RDD方式)で、調査の完了した約5万5000世帯、約18万人を集計の対象にした。それによると、インターネット利用者数は、自宅利用者数が868万人、自宅外利用者が1182万人、自宅と自宅外での併用者が512万人となり、併用者の重複を除いたインターネット利用者数は1538万人、人口に占める利用率は約13%となった。男女の内訳は男性が972万人で、女性は566万人、男女比は63対37となった。調査の完了した世帯では、パソコン所有世帯率は約32%、インターネット接続できるパソコンを所有する世帯率は約14%で、パソコンのインターネット接続率は約45%であった。また、インターネット接続携帯電話の所有世帯率は約4%であった。
“Nielsen//NetRatings”は、今後、インターネット人口調査結果を毎月発表するとしている。
