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マイクロソフト、“第1回 Microsoft Exchange 2000 Server プレスセミナー”を開催

2000年01月27日 00時00分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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マイクロソフト(株)は、報道関係者を対象に、統合メッセージング&コラボレーションサーバー『Microsoft Exchange 2000 Server』の製品概要を紹介する“第1回 Microsoft Exchange 2000 Server プレスセミナー”を都内ホテルで開催した。

Exchange 2000 Serverは、Windows 2000 Serverのディレクトリーサービスと統合し、リソースの一元管理を実現する。Windows NT Server 4.0とExchange Server 5.5を利用する場合は、WindowsアカウントとExchangeオブジェクトを別々に管理しなければならなかったが、Windows 2000 Server上でExchange 2000 Serverを利用すると、Exchange 2000 ServerがWindows 2000 ServerのActive Directory機能を拡張し、ExchangeオブジェクトをActive Directoryで一括管理できるようにする。これにより、例えば企業内のユーザーが人事異動になった際、従来NTのセキュリティーグループとExchangeの配布リストを別々に変更しなければならなかったものが、Windows 2000 ServerのセキュリティーグループをそのままExchange 2000 Serverの配布リストとして扱えるため、管理ステップが減り、TCOの削減に貢献できるという。

また、1サーバーで複数のストレージグループとデータベースを保有可能になった。これにより、同一管理グループ内の複数サイトや複数サーバー、複数データベースに対して、システムポリシーを一斉に適応できる。クラスタリングは、Windows 2000 DataCenter Serverを利用した場合最大4ノードまで対応、すべてのノードが稼動するようになっている。フロントエンド処理とバックエンド処理を分割することも可能。

統合型情報管理機能である“Web Store”は、企業のさまざまな情報を収集、発信するためのもの。DAV(Distributed Authoring and Versioning)やIFS(Installable File System)により、ユーザーはさまざまな情報にアクセスして情報を収集、Web Storeに格納できる。収集した情報の格納先URLの公開/発信も可能。フルテキスト検索機能やソート機能を搭載する。Outlook Web Access 2000は、ISAPIベースのアーキテクチャーを採用したことでパフォーマンスが向上、音声付き動画をメール配信できるマルチメディアメッセージングクライアント(M3クライアント)も搭載する。プログラミングインターフェースとしてADO(ActiveX Data Objects)をサポートしている。また、ビデオ会議が可能な“カンファレンスサービス”や、誰がコンピューターにアクセスしているかを確認でき、アクセスしている相手とメッセージの送受信が行なえる“インスタントメッセージング”といったコミュニケーション機能を搭載する。


同社エンタープライズシナリオマーケティング統括部統括部長の瀬戸口靜美氏は「Exchange 2000 Serverの開発目標は、ナレッジワーカーの生産性を向上させること。生産性を上げるため、企業システムにおける“ITインフラの未整備による情報アクセスの障壁”“情報収集や情報公開を行なう上での障壁”“時間移動や距離、場所の障壁”という3つの障壁を、Exchange 2000 Serverによって取り除き、プロセスの変革を遂げていきたい。企業の競争力を高めるのに貢献できれば」としている。

Exchange 2000 Serverは、現在β3版が提供されているが、2月25日にはRC1版が枚数限定でリリースされる。同社のウェブサイトで申し込みが可能で、提供枚数は未定という。製品版は2000年第3四半期に出荷。パッケージ/ライセンス形態や価格などの詳細は未定。

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