W3C(World Wide Web Consortium)は26日、XHTML 1.0を勧告したと発表した。
XHTML 1.0は、XML(eXtensible Markup Language)をウェブの記述言語とする規格で、既存のウェブブラウザーで動作し、XML対応ソフトウェアで処理することも可能な文書を作成できるという。
XMLの文法に従うことで、HTML 4では拡張性のない固定されたエレメントしか使用できなかったところが、同規格では拡張性やモジュール化機能を利用できるとしている。既知のHTMLエレメントのほか、W3Cで開発されたマルチメディア言語や数式、2次元ベクトル、メタデータなどを扱えるという。
すでにW3Cのウェブサイトは、XHTML 1.0規格によって記述され、公開されている。また、HTML
4からXHTML 1.0への変換を行なうための解説およびツールをウェブサイト上で公開している。