日本ヒューレット・パッカード(株)は26日、DDS-4規格のDATドライブを搭載した6連装のバックアップ装置『HP
SureStore DAT40x6』を発表した。付属のバックアップソフトでスケジュールを設定することで、6本の対応メディアを自動的に入れ替えし、バックアップを行なうことが可能となっている。出荷開始は2月1日の予定で、外付けタイプが59万円、内蔵タイプが56万円。
『HP SureStore DAT40x6』 |
HP SureStore DAT40x6は、DDS-4規格対応DATドライブを搭載し、記録メディアを6連装できるバックアップ装置。DDS-4は、DATを使用したテープドライブの規格であるDDS(Digital
Data Storage)の最新バージョンで、標準的なデータ圧縮率(2:1)での最大記憶容量は40GB、データ転送速度は最大で毎秒6MBとなっている。
新製品は中小規模ネットワーク向けのバックアップ装置として開発され、DDS-4対応のDATを6連装できる。標準で付属するバックアップソフトでスケジュールを設定することで、決まった時刻や間隔で、テープを自動的に入れ替えながらバックアップを行なうことが可能になっている。また障害復旧時に、DATドライブからOSの起動とデータリストアを一発で行なう機能“HP
One-Button Disaster Recovery”も備えている。
インターフェースはUltra2/LVD SCSIを装備。付属ソフトはWindows NT
3.51/4.0に対応する。