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リコー、ファクス機能を統合したネットワークプリンター『IPSiO MF700』を発表

2000年01月24日 00時00分更新

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(株)リコーは24日、ファクス機能を持つ業務用プリンター『IPSiO MF700』を発表した。A3モノクロ対応のプリンター部分と、ネットワーク上のパソコンで文書の送受信もできるファクス部分を統合したマルチファンクションタイプになっているのが特徴。発売は26日で、価格は67万8000円。

『IPSiO MF700』
『IPSiO MF700』



IPSiO MF700は、ファクス機能を持つA3モノクロ対応の業務用プリンター。同社のプリンター『IPSiO NX700』をベースとし、プリンター部分の基本的な仕様は同じ。印刷解像度は600dpi、プリント速度はA4横で毎分15枚。ファーストプリントは8.9秒となっている。CPUは64bitのVR4300-133MHz、メモリーは標準で12MBを搭載する(最大44MBまで増設可能)。インターフェースは標準でパラレルポートを装備。オプションのEthernetボード(5万円)で100BASE-TXのネットワーク接続が可能となり、パソコン上の文書データをペーパーレスで直接、ファクス送信することが可能になる。

同製品の最大の特徴は、ファクス機能も併せ持つ点だ。印刷はプリンター部分が行ない、A3サイズの等倍送受信が可能。ポートを2つ備え、SuperG3×2と、SuperG3×1+G4×1のどちらかを選んで使用できる。

さらにオプションでスキャナーユニット(200dpi、15万円)を本体に装着でき、ファクス送信とほぼ同じ操作で書類をスキャンすることが可能になっている。またネットワーク上のドキュメントを管理するソフト『リモートSCAN』(7万8000円)を使用すると、受信した文書をネットワーク上のパソコンに自動配信することができる。

スキャナーユニットとリモートSCANを併用すれば、オフィスの文書をスキャナーで読み取り、パソコン上ですべて管理するといった、ファクス/プリンター機能にとどまらない使用が可能になるという。リコーでは文書をネットワークとパソコンで管理する考え方を“ドキュメントソリューション”と呼んでいる。

サイズは幅505×奥行き609×高さ450mm、重さ26.5kg。出荷は26日から。

・リコー
 http://www.ricoh.co.jp/

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