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【年頭挨拶ニュースリリース】日本電気(株)代表取締役社長の西垣浩司氏

2000年01月05日 00時00分更新

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当社はインターネット関連領域に事業を集中すべく、昨年来、経営改革に取り組んできており、本年4月からは社内カンパニー制の導入など新生NECとして新たな体制がスタートする。今回の改革の主眼は、「ネットワーク・オペレータ」「企業・個人・官公庁」「デバイス・ユーザ」というように、顧客・市場別に事業体制を分けることによって、3つのカンパニーが主体的に自らの責任を持って俊敏に動き、各領域の世界の専業企業と戦って勝てる体制を作ることにあり、本改革はこの新千年紀にNECが大きく飛躍し発展するための礎を築くという重要な意味を持つ。これを成功させるためには、上からの改革に応える第一線からの改革と着実なる執行が不可欠である。

そこで新生NECのスタートに際して、皆さんには次の三点についてプロアクティブ(自発的な、先を見越した)な取り組みをお願いする。

第一は、「俊敏なインターネット・ソリューション・プロバイダー」への徹底した志向である。顧客もソリューション(課題解決)事業にシフトしており、インターネット活用のビジネス・モデルを真剣に検討している。さらに俊敏な経営も心がけておられる。既存の常識や業種の枠にとらわれない斬新な発想や異業種をとりまとめる調整力をもって、顧客以上に俊敏に「顧客のソリューション事業のためのソリューション」を提供してほしい。

第二は、「グローバル事業の強力な推進」である。市場がグローバル化し、世界のリーディング市場においてメイン・プレーヤーとならなければ、国内においても生き残れない。国内市場と海外市場をトータルでとらえたグローバル戦略による事業体制を構築し、グローバル事業を強力に推進してほしい。

第三は、「輝く個人」の育成である。ソリューション事業における最大の資産は人材であり、「輝く個人」をいかに多く育成するかが当社の業績を左右する。各人のキャリア開発を真剣に考え、他部門との人材交流や若手の登用などを積極的に推進してほしい。

新千年紀は、当社の中核市場である「ネットワークオペレータ市場」、「企業・個人・官公庁市場」、「デバイス市場」の3つがインターネットを軸とした相互連鎖によって影響し合いながらインターネット社会に向けて発展していく。当社の眼前には大きな可能性が広がっており、この豊かな果実を得るためには全社一丸となって経営改革を実現することが第一歩である。「企業価値の高い地球企業」いわゆるグローバル・エクセレント・カンパニーを目指して共に進んでいこう。

以上

(用字用語は原文のまま)

・日本電気
 http://www.nec.co.jp/

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