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【年頭挨拶ニュースリリース】富士写真フイルム(株)取締役社長の宗雪雅幸氏

2000年01月05日 00時00分更新

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平成12年を迎えるにあたって

2000年の新春を迎え、謹んで新年の御祝詞を申し上げます。

旧年中は弊社製品をご愛顧賜り、心より厚く御礼申し上げます。

1999年をふりかえってみますと、世界的規模の業界再編の波が日本にも及び、日本的な産業構造の形態が大きく変化を見せた年でありました。

21世紀という新時代を目前に控えて、従来の枠組みや考え方だけでは企業が生き残る事は難しい時代が到来した、という思いを強くした次第です。

しかし逆に、デジタル時代を見据えた革新を進め、企業のオリジナリティを発揮すれば、既存の業界の垣根を越えて新規領域を広げる事のできる絶好の契機になるとの確信を得た年でもありました。

そうした中、弊社は「映像・イメージング事業」「コンピュータメディア」等の分野で、独自の技術力を駆使した新しい製品やサービスを多数発表させていただきました。
同時に、「環境施策」についても前向きに取組んでおります。

まず「映像・イメージング事業」では、第4の感色層の搭載により人の目が感じたままの色再現を可能にしたカラーネガフィルムの新製品・フジカラー「SUPERIA」シリーズを発売いたしました。また写真現像用ミニラボでは、世界初の独自開発固体レーザー搭載により超高画質なプリントを提供する「デジタルミニラボ フロンティア350/370」を発売し、銀塩写真技術とデジタル技術の融合に取り組みました。

デジタルカメラの新製品といたしましては、230万画素CCDを搭載した超小型スーパーメガピクセルデジタルカメラ「FinePix2700」や、世界で初めてプリンターを搭載した「デジタル インプリンターカメラ FinePix PR21“プリンカム”」等を発表し、デジタルカメラのラインナップを大幅に拡充いたしました。また、画期的な画素配列により飛躍的な性能向上を図った新しいCCD「スーパーCCDハニカム」の開発に成功。本年にはこのCCDを搭載した超高画質メガピクセル・デジタルカメラの発売を予定しております。

「コンピュータメディア」では、米国において、大容量の情報処理やデータのバックアップに対応するコンピュータ用データストレージメディア「DLTtapeTMIV」の塗布を開始し、需要増に対応した円滑な製品供給・迅速なサービス態勢を整えました。

「環境施策」では、MSDS(化学物質安全性データシートMaterial Safety Data Sheet)を迅速かつ正確に作成するデータベースシステムを構築しました。これにより、顧客の環境安全に関するニーズにより的確にお応えできるようになりました。

なお、98年11月に稼働した世界初の「写ルンです」循環生産自動化工場が、「'99優秀先端事業所賞」(日本経済新聞社主催)、「地球環境会議が選ぶ優秀企業賞」(フジサンケイグループ主催)、「企業の社会貢献賞」(朝日新聞文化財団主催)の中の「地域との共生賞」を受賞いたしました。
弊社では、環境施策を企業のトップポリシーの一つと位置づけ、今後も積極的に取り組んでまいります。

また、日本と韓国の共催で話題となっている2002年ワールドカップサッカーについてスポンサー契約を締結し、2000年欧州選手権を含む世界のサッカーイベントに協賛してまいります。

弊社は、「I&I―Imaging&Information」の分野での事業展開を通して、世界の文化・スポーツの発展に貢献してまいります。

2000年代の幕開けであり、20世紀の掉尾を飾る年を迎え、弊社はデジタル・アナログ両技術をさらに高度に融合した新製品・新サービスの開発を強力に推進し、本年も皆様に楽しんでいただけるより良い商品・サービスを提供してまいる所存です。

皆様方の益々のご健勝とご発展を心よりお祈り申し上げますとともに、本年も富士フイルム製品に一層のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

(用字用語は原文のまま)

・富士写真フイルム
 http://www.fujifilm.co.jp/

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