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米ナショナルセミコンダクター、2000年度第2四半期業績発表--純利益が前年同期から黒字転換し、受注も好調

1999年12月10日 00時00分更新

文● 編集部

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ナショナルセミコンダクタージャパン(株)の10日付けの発表によると、米ナショナルセミコンダクター社は9日(現地時間)、2000年度第2四半期('99年8月30日~11月28日)の業績について発表した。それによると、売上高は前年同期比0.7%増の5億1390万ドル(約529億5740万円)となった。また、純利益は9200万ドル(約94億8060万円)となり、前年同期の9440万ドル(約97億2792万円)の損失から黒字に転じた。

純利益には一時的要因による利益2160万ドル(約22億2588万円)が含まれている。これは、Cyrixのパソコン向けプロセッサービジネスの売却と、スコットランドのグリノック工場リストラに関連した余剰費用の組み戻し益によるもので、今期の転換社債の早期償還から生じた特別費用は相殺されている。

売却されたCyrixのパソコン向けプロセッサービジネスを除くと、売上高は同年前期比11%増で、これは主にアナログ部門売上高の11%増による。また、受注は前年同期比43%増となった。月別の受注も毎月増加し、11月においては過去2年間で最高の伸びを記録したという。この受注の持続的好調により、第3四半期も売上高を引き続き拡大できるだろうとしている。

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