日本電気(株)とNEC東芝情報システム(株)は9日、基幹業務・基幹データ処理向けのNEC製並列型汎用小型コンピューター『パラレルACOS
AX7300V』において、基幹システムとオープンシステム間で、業務プログラムやデータを相互利用するためのソフトウェアの提供など、ウェブコンピューティング環境の強化を発表した。
具体的には、(1)AX7300V上のデータを『Express 5800シリーズ』や『PC98-NX』で利用可能にするソフト『OLF/FL-RS』を提供する、(2)Express
5800シリーズからAX7300Vのプログラムの実行制御を行なうソフト『OLF/JB-SV』と、AX7300VからExpress
5800のプログラムの実行制御を行なうソフト『OLF/JB-CL』の提供、(3)インターネット経由でAX7300Vに接続したクライアントの状況を監視するソフト『PWSS/SC』の提供、となっている。
これらは月額使用料金5000円からで、同日販売を開始した。出荷は2000年1月31日から。