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NEC、オフィス向けレーザープリンター3機種発売

1999年12月09日 00時00分更新

文● 編集部

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日本電気(株)(NEC)は8日、オフィス向けレーザープリンター『マルチライタ2650M』、『マルチライタ2250H』、『マルチライタ4050M』の3機種を発売したと発表した。価格は、それぞれ23万8000円、16万8000円、54万8000円。

マルチライタ2650Mは、『RV4640-133MHz』を搭載するプリントコントローラーのバスクロックを従来の50MHzから66MHzにしたことで、印刷速度が従来機の『マルチライタ2650』と比較して平均26パーセント向上したという。印刷速度は毎分26枚(A4ヨコ印刷時)。また、複数部数印刷時にデータ転送を一括して行ない、従来よりも高速で帳合い印刷を可能とする“高速電子ソート機能”を搭載する。1500dpi相当の解像度を持ち、標準で350枚、増設ホッパを利用すれば最大で1850枚の給紙が可能となる。本体サイズは幅520×奥行き566×高さ373mm、重量が20kg。

マルチライタ2650M
マルチライタ2650M



マルチライタ2250Hは、従来機『マルチライタ2250』の解像度を600dpiから1200dpiへ上げ、スムージング処理を行なうSET(Sharp Edge Techonology)機能により最大2400dpi相当の解像度を持つ。また、オプションで電子ソート機能にも対応する。印刷速度は毎分20枚(A4ヨコ印刷時)。標準で350枚、増設ホッパを利用すると最大で1350枚の給紙が可能となる。本体サイズは幅520×奥行き566×高さ373mm、重量が18kg。

マルチライタ2250H
マルチライタ2250H



マルチライタ4050Mは、並列処理を行なう2基のプリントコントローラー『RV4640』の動作周波数を、従来の100MHzから150MHzに上げたことで、従来機『マルチライタ4050』と比較して、印刷速度が平均10パーセント向上したという。オプションで電子ソート機能にも対応する。1500dpi相当の解像度を持ち、印刷速度は毎分40枚(A4ヨコ印刷時)。標準で1050枚、増設ホッパを利用すると最大で3550枚の給紙が可能となる。本体サイズは、幅642×奥行き523×高さ486mm、重量が42kg。

マルチライタ4050H
マルチライタ4050H



3機種とも、印刷方式はレーザービーム乾式電子写真方式で、A3判用紙への印刷にも対応する。コマンド体系は、NMPSに対応し、201PLエミュレーションを含むNPDL Level2。2650Mと2250Hは、ESC/Pエミュレーション機能も搭載する。双方向パラレルインターフェースを内蔵し、4050Mのみ100BASE-TX/10BASE-Tに対応するLANボードを標準で装備。オプションでEthernet、USB、赤外線、RS-232Cが用意されている。対応OSは、Windows 3.1/95/98/NT3.5/NT4.0で、オプションでMac OSにも対応する。

また、2650Mと2250Hには、異なったアプリケーションで作成した原稿をパソコン上で編集し、一括印刷する『DocuWorks Ver.3.0E(NECバンドル版)』と印刷統合管理ソフト『PrintAgentリプリント2』が、4050Mには『DocuWorks Ver.3.0E(NECバンドル版)』が同梱される。

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