マイクロソフト(株)は、ウェブブラウザー『Internet Explorer 5.01
日本語版』の無償ダウンロードサービスを、同社のウェブサイトにおいて開始した。また、同時に『Outlook
Express 5.01』とマルチメディアコンテンツの再生用ソフト『Windows
Media Player 6.4』も合わせて提供する。
同ソフトは、Internet Explorer 5で寄せられた問題を修正したもので、セキュリティー修正プログラムを搭載している。
新機能として“Internet Explorerパッチ技術”を採用。同ソフトをインストールする際に、旧バージョンのファイルを探し出し、新たに必要とするデータだけをダウンロードするというもので、ダウンロードに要する時間の短縮が可能となった。またOutlook
Express 5.01では、今までMicrosoft Outlookでのみ提供されてきた“メッセージの開封確認”の通知機能が追加された。
同社では、ダウンロード版とは別にCD-ROMによる有償配布も行なっている。申し込みは、FAXで受け付け、支払方法はクレジットカードのみとなる。価格は、1000円。
対応OSは、Windows 95/98/NT 4.0。なお、Windows NT 4.0の場合はInternet Explorer
5.01をインストールする前に、Windows NT 4.0 Service Pack 3.0をインストールする必要がある。