日本電信電話(株)(NTT)は24日、2000年3月期の中間決算('99年4月~9月期)を発表した。
それによると、売上高は、前年同期比49.5パーセント減の1兆5288億円。営業利益は、前年同期比27.4パーセント減の1016億4400万円。経常利益は、前年同期比13.6パーセント減の1063億円となった。また、中間純利益は、前年同期比136.3パーセント増の1491億円となっている。
当中間期における売上高などの大幅な減少は、'99年7月1日に実施された分社化に伴い、東日本電信電話(株)、西日本電信電話(株)、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(株)に営業譲渡を行なったことが要因だとしている。
営業譲渡による影響を除いた場合の業績(推計)は、売上高が、前年同期比1.3パーセント減の2兆9908億円。経常利益は、前年同期比1.1パーセント減の1217億円。中間純利益は、前年同期比86.5パーセント増の1176億円となるという。