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マイクロソフト、Windows CEの開発ツール、Platform Builder 2.12の出荷を開始

1999年11月10日 00時00分更新

文● 編集部

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マイクロソフト(株)は10日、『Windows CE Platform Builder 2.12日本語版』の出荷を開始した。これは、Windows CEの組み込み機器向けに用意された開発ツールとなる。

“250フル ランタイム ライセンス”を含んだ『Standard Kit』と、“1000フル ランタイム ライセンス”を含んだ『Professional kit』という2種類のスターターキットがある。なお、価格はWindows CEのディストリビューションを行なう各社が設定するため、個別に異なっている。

同製品は、Internet Explorer4.0およびMessage Queue(MSMQ) Servicesを内部サポートし、ネットワーク接続の機能を強化している。IDE(Integrated Development Environment)に完全に統合されたカーネルデバッガーを備え、OSやアプリケーションのデバッガーを容易にしているという。

暗号ツールなどのセキュリティー機能も備えており、ファイルへのデジタル署名、署名なしアプリケーションのロード防止が可能となり、128ビットの暗号解読コンポーネントも備えている。

また、製品版の購入を検討しているユーザーに向けて、60日間の試用ができる『トライアルエディション』を、Windows CEディストリビューター各社を通じて数千円程度で販売を行なう。

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