コンピュータ・ニュース社は5日、10月の国内店頭市場におけるパソコンベンダー別シェアについて調査結果を発表し、アップルコンピュータ(株)が初めてシェア1位を獲得したことを明らかにした。
この調査は、T・ZONEやソフマップ、九十九電機など大手パソコン販売会社9社284店舗の日次販売データをもとに、コンピュータ・ニュース社で集計したもの。それによると、デスクトップとノートをあわせたパソコン市場のシェアは、アップルコンピュータが24.2%でトップ。次いで日本電気(株)が19.8%、ソニー(株)が17%、富士通(株)が12.7%と続く。
アップルコンピュータの好調は、10月16日の『iBook』発売による影響が大きく、8月には3.9%だったノートパソコンシェアを、今回12.5%にまで伸ばす結果になった。このiBookの影響と、好調が続いている『iMac』の複合効果によって、同社のトップシェア獲得が実現したという。