アドビシステムズ(株)は、デジタル画像を取り込み、編集や一括管理が可能なソフト『Adobe
ActiveShare 日本語版』を発表した。
ActiveShareは、『Adobe Photoshop』などをはじめとする同社の画像処理ソフト製品群の中で、最も初心者向けの製品として位置するもの。
今回発表した製品は、インテル(株)のPentium III搭載PCユーザー向け無料インターネットサービス“インテル
WebOutfitterサービス”で、8月27日から無償提供されている『ActiveShare
1.0』のアップグレード版『ActiveShare 1.1』。
店頭販売は行なわず、アドビシステムズのActiveShare専用サイト“ActiveShare.com”からのダウンロードのみの提供となる。本日12日から2000年1月までの3ヵ月間は、無償でダウンロード可能。1月以降は有料化される予定だが、価格については検討中(ソフト自体は2500円相当)という。
デジタルカメラやスキャナーからの画像取り込み機能、トリミングや回転、色補正、赤目修正などの画像編集機能、画像を整理するアルバム管理機能、画像とメッセージを電子メールで送信できる機能などを搭載する。ActiveShare
1.0の対応OSがWindows 98のみであったのに対し、ActiveShare 1.1はWindows
95/98/NT4.0対応となっている。
また、“ActiveShare.com”サイトでは、家族や友人とデジタル画像を共有できる無料コミュニティーサービス“プライベートオンラインサークル”を提供する。現在は英語版のみだが、日本語版サイトを2000年1月に開設するという。