(財)マルチメディアコンテンツ振興協会(MMCA)は、10日よりCD-ROMデータベース“CD-ROM
Hit-Box(仮称)”をインターネット上に公開すると発表した。同データベースは、(財)機械システム振興協会に委託された“マルチメディア流通システムに関する調査研究”に基づく実証実験。インターネット上に情報発信サイトを構築し、マルチメディアコンテンツの流通促進を行なうことを目的としている。
登録しているCD-ROMタイトルは約200。今年度中に、500タイトルの登録を予定している。当初は、CD-ROM製作会社が提供した情報をもとにMMCAが登録作業を行なう。将来的には、CD-ROM製作会社が直接データベースに登録できるシステムを導入するという。
“CD-ROM Hit-Box”のトップページ |
データベースは“辞書・百科”“教育・学習”“エデュテインメント”“ホーム&ホビー”“写真・素材・アート”“ユーティリティ・アプリケーション”“ゲーム”など、7種類のカテゴリーに別れる。ジャンル/プラットフォーム/キーワードの指定による検索も可能となっており、各タイトルの内容やサンプル画像を閲覧することができる。また、毎月ごとに“特集企画”を掲載。特定のテーマに沿った数本のタイトルのレビューを行なう。第1回のテーマは“書籍とCD-ROM”。
登録中のタイトルのうち、約100タイトルはショッピングモール“楽天市場”内で購入することが可能。販売は(株)八重洲ブックセンターが担当する。売れ筋の商品は、八重洲ブックセンター本店でも店頭販売を行なうという。