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シャープ、メール端末“コミュニケーションパル”の新機種を発売

1999年09月09日 00時00分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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本体裏面に、デジタル携帯電話用の接続ケーブルを装備しており、各社のデジタル携帯電話(cdmaOneを除く)、およびNTT移動通信網(株)(NTTドコモ)のドッチーモと接続して、インターネットメールを送受信可能。接続ケーブルは、本体裏面に収納できるようになっているほか、取り外して、オプションのPHS用接続ケーブル(別売4500円)と交換できる。

新たに“ワンタッチ受信”ボタンを装備し、本体電源を切った状態でも、ワンタッチ受信ボタンを押すと、自動的に電源が入り、インターネットに接続してメールを受信する。受信が完了すると、自動的に回線を切断するようになっている。

メールの受信ボックスに、通常使用するボックスのほか、“メルパルBOX”という専用ボックスを追加した。あらかじめ“メルパルリスト”に登録しておいた相手からのメールを受信すると、メルパルBOXに自動的に振り分けられる。

また、相手のPCやメール端末にメールを送信した際に、メールを送ったというメッセージを、相手のデジタル携帯電話/PHS(メールサービスに対応している機種)に、自動的に通知できる“おしらせメール”機能を搭載する。

各プロバイダー経由のインターネットメールに対応しており、既に契約しているプロバイダーのメールアドレスを利用可能。主要プロバイダーのデータがあらかじめ登録されており、設定画面でプロバイダーを選択すると、そのプロバイダーに合わせた設定を自動で行なえる。手動で設定することも可能。

メールアドレスを持っていない新規ユーザーは、本体に搭載されている“Sharp Space Town入会ソフト”を利用して、“Sharp Space Town”の入会手続きが行なえる。その際、インターネット接続も自動的に設定する。そのほか、10円メールにも対応している。

NTTコミュニケーション(株)のインターネットFAXサービス“テガルス”にも対応しており、相手先のFAXへメールを送信することも可能。

本体操作は、キーボードまたはペンで行なう。なお、キーボード配列は、従来のワープロ機配列からPC配列に変更されている。液晶ディスプレーは、3.9インチモノクロ16階調液晶で、320×240ドット表示。CPUは32bitのRISCプロセッサーを採用し、4MB(DRAM/2MB、フラッシュメモリー/2MB)のメモリーを内蔵する。

電源は単3アルカリ乾電池×2本。使用時間は、カレンダー画面の連続表示時間が約80時間、デジタル携帯電話での連続通信時間が約16時間、PHSでの連続通信時間が約10時間。本体サイズは、幅163×奥行き90×厚さ26.5mm、重量が285g。

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