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NTTソフトウェア、日本語ソリューションコンポーネント『JaPANESE/Pro』を発売

1999年08月27日 00時00分更新

文● 編集部

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NTTソフトウェア(株)は27日、CTI(コンピューター・テレフォニー・インテグレーション)、KM(ナレッジ・マネージメント)、カーナビゲーションなどの情報提供システムを構築する際、差異化技術を搭載できる日本語ソリューションコンポーネント『JaPANESE/Pro(ジャパンセ・プロ)』を発売すると発表した。

電話とコンピューターが密接に連携したCTIの普及や、社内の文書・資料などを一元管理し、検索可能にするKMの必要性が高まった現在、高度な日本語処理技術が必要になってきたという。

同製品群には日本語処理機能として6つのコンポーネントが用意されている。『姓名入力支援パッケージ』は、コールセンターなどで顧客の姓名を入力すためのソフトで、「伶子のレイは人偏に命令の令です」といった電話口でのやりとりをそのまま入力することで適切な漢字に変換することができる。従来から提供されている『住所入力支援パッケージ』は、対応OSがWindows 95/NTで、価格は500万円から。『全文検索エンジン(InfoHitter)』に文書分類機能を追加したバージョンアップ版は、対応OSがSolaris 2.6で、価格は300万円からとなる。

新たに追加された3つのコンポーネントは次のとおり。『テキスト読み上げ(音声合成)プログラム』は、仮名漢字混じりの文章を音声で読み上げるソフト。対応OSはWindows 95/NTで、価格は100万円から。『OCR認識誤り訂正ソフトウェア』は、OCR(光学式文字認識)の文字単位の認識結果に対し、日本語の文章としての見直しを行なうことで、認識の誤りを自動的に検出・訂正する。対応OSはWindows 95/NTおよびSolaris 2.6で、価格は300万円から。『日本語形態素解析プログラム』は、日本語の文章を単語単位に区切り、それぞれの品詞や意味を特定する。これはあらゆる知識処理の基盤となる技術という。対応OSはWindows 95/NTおよびSolaris 2.6で、価格は300万円から。

同製品群は9月29日から新高輪プリンスホテルで開催される、NTTソフトウェアプライベートショーの“NTT SOFT Solution Fair '99”に出展され、ブースでデモンストレーションを行なう。

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