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スリーディーとシンクロジックが“3次元アバターによる知的対話システム”開発で共同体制

1999年08月17日 00時00分更新

文● 編集部 堀田ハルナ

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(株)スリーディーとシンクロジック(株)は、“自律学習機能”を持つ高度な“知的対話システム”の開発において幅広い共同体制を敷くことで合意した。

両社の開発する“自律学習機能を持った3次元アバターによる知的対話システム”は、3次元アバター技術、アニメーション生成技術、音声認識技術などを応用した、コンピューターとの“知的対話システム”。博物館などでのバーチャル展示解説システムや知的仮想人工生命ペット、企業におけるセールスエージェントなどへの応用が可能という。

このシステムには、音声を認識する技術や形態素解析技術、対話文を生成するための自然言語処理機能といったコアエンジンモジュールをはじめ、これらの機能を統合する高度な管理ソフトウェアモジュールが必要。両社の培ってきた技術を相互に利用して、他のコア技術と融合させることで新しい市場を創出したいという。

(株)スリーディーはリアルタイム3次元CG技術、バーチャルリアリティー技術を持ち、各種シュミレーションシステム、アミューズメント向けシステムなどを開発。シンクロジック(株)は、知識情報処理技術によって音声認識、音声合成技術、自律学習機能を備えたインターフェイスなどを開発している。

両社は、一般向けインテリジェントアバターシステムソフトウェアを、2000年3月より、9800円で販売を開始する予定。初年度は、ソフト6000本のほか、コアエンジンモジュール、それを組みこんだシステムの販売によって10億円の売上げを見こんでいる。

    スリーディー問い合わせ先:TEL.045-682-1052

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