ネットワンシステムズ(株)は、インターネット上での電子商取引やデータベース向けのファイアーウォール製品の最新版『Sidewinder
4.1』の国内販売を7月19日に開始したと発表した。価格は98万円(50ユーザ版)より。
『Sidewinder 4.1』のパッケージ |
『Sidewinder』は米Secure Computing社が米国国家安全保障局からの依頼を受けて開発したファイアーウォール製品。米国特許技術“Type
Enforcement”を採用した安全機構を備えており、ファイアーウォール上のプログラムがアクセスできるリソースを適正・最小限に規制する、OSレベルでの強制アクセス制御機能を搭載している。これにより、既知の不正侵入手口だけでなく未知の不正侵入手口についても有効であるという。また、不正侵入を試みる者を自動的にリアルタイムで追跡できる“ストライクバック機能”を搭載している。同製品は米国国防総省に導入されたファイアーウォールの35パーセントを占めるほか、米国内外の官公庁や金融機関などへの導入が進んでいるという。
最新版は、データベース最大手のオラクル社が提供するインターネット向け製品『Oracle
Application Server』との連携動作の検証も完了しているという。