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住友金属システム開発、米MusicMatch製のMP3エンコーダー/プレーヤーソフトを発売

1999年07月30日 00時00分更新

文● 編集部 白神貴司

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住友金属システム開発(株)は、米MusicMatch社が開発したMP3(MPEG1 Audio Layer 3)MP3エンコーダー/プレーヤーソフト『MP3 JUKEBOX 4 by MusicMatch』を、9月初旬に発売する。



MP3 JUKEBOX 4 by MusicMatchは、住友金属システム開発がすでに発売しているMP3ソフトの最新バージョン。従来どおり、音楽CDなどのソースを直接MP3データに変換できる。また、MP3ファイルからWAVファイルへの変換も可能となっている。ユーザーインターフェースを従来のダイアログボックスからステレオコンポ風に変更し、プレーヤー、ライブラリー、レコーダーなどの各機能を表示することが可能となった。

ステレオコンポ風のユーザーインターフェース。カラーリングを変更することも可能 ステレオコンポ風のユーザーインターフェース。カラーリングを変更することも可能


エンコーディングエンジンをバージョンアップし、4分30秒の音楽を約57秒でエンコードできるようになった(Pentium II-400MHzでメモリーを32MBを搭載するWindows 98マシンで、ビットレート128kbpsの場合)。可変ビットレートに対応しており、16kbpsから320kbpsまでをサポートする。

MP3データに含まれる曲情報であるID3TAGの編集が可能で、タイトル、アーティスト、アルバム、トラックナンバー、時間など合計19の項目を編集できる。また、各曲の歌詞を入力し、再生時にスクロール表示させることも可能。

ライブラリーに登録した楽曲データを、プレーヤーのウインドウにドラッグアンドドロップすることで、再生リストを作成できる。楽曲データはアーティストごとや、アルバムごとにディレクトリー構造で保存することが可能で、データ管理も容易に行えるという。インターネット上の音楽CDデータベース(CDDB)をサポートし、CD/トラック名称を自動認識してMP3形式への変換が可能。

MP3 JUKEBOX 4 by MusicMatchはWindows 98/95に対応し、価格は7800円。2000年3月までに8万本の販売を目指すという。再生時に周波数成分を表示できるソフト『WaveSpectra』が付属する。

出荷は9月初旬を予定している。住友金属システム開発では、ダウンロード販売も計画中だという。パッケージ版の発売と同時に行なうかどうかや、価格については未定としている。

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