リアル&サイバーで展開するマルチメディア見本市“COMMUNET'99 マルチメディア・ライフスタイル in Kansai”が9月に大阪で開催
1999年07月30日 00時00分更新
マルチメディア、情報通信分野の最先端技術の展示と関連セミナーを予定
9月14日から16日の3日間、大阪南港のATCホールで開催される“COMMUNET'99 マルチメディア・ライフスタイル in Kansai”の記者発表会が、7月26日、大阪科学センターで行なわれた。この催しは、“パーソナルコミュニケーション・ネットワーキング展”と“NETWORK KANSAI”を融合したもので、関西圏で最大のIT関連イベントとなる。このイベントは、(社)大阪国際見本市委員会と(社)日本能率協会とが共催。72社、172小間が出展し、“デジタルコミュニケーションの世界”をテーマに、マルチメディア、情報通信分野の最先端技術の展示と関連セミナーが行なわれる。
記者会見では、主催者代表として、(社)大阪国際見本市委員会の永田清事務局長と(社)日本能率協会産業振興本部の中村正巳本部長があいさつし、開催概要説明のあと、質疑応答が行なわれた。
海外からの出展も多数、特別企画には、話題のLinuxも
主な展示としては、9月からJR西日本が実施する『デジタルキヨスク』事業や超高速無線インターネットアクセスシステムの紹介、デジタル情報家電サービスやEC体験コーナーなどがある。その他にも海外からは米国、韓国、インドより20社以上が出展。さらに特別企画として、これら実際の見本市とオンライン上の見本市を融合する“テーマステージ‘ザ・見本市・オン・ザ・ネット'”を展開。9月1日からサイバー見本市をオープンし、会期中はリアル&サイバー見本市として、終了後も3ヵ月間はこれを見ることができるようにする。
もう1つの特別企画では“Linux West”を開催。会場内のリナックス・ウエストコーナーにおいては集中展示と共に無料オープンセミナーを行ない、コンパックや日本IBM、日本オラクル、日本Linux協会などから講師が招かれる予定。
さらにCOMMUNET'99の併催行事として、“PIMRC'99(第10回パーソナル、インドアおよび移動通信国際シンポジウム)”が9月12日から15日の間、同じ大阪南港内のアジア太平洋トレードセンターほかの会場で行なわれる。こちらは'89年のロンドンでの開催よりちょうど10回目にあたるもので、国内外から500名以上が参加する予定。
記者会見に参加された関係者。向かって左から(社)日本能率協会 産業振興本部企画推進部次長 木山孝氏、(社)日本能率協会 産業振興本部本部長 中村正巳氏、(社)大阪国際見本市委員会 業務第3部長 杉田健氏、(社)大阪国際見本市委員会 業務課長 山川茂光氏、(社)日本能率協会 産業振興本部 副本部長 、企画推進第1部部長 治田三夏男氏 |