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EC研究会、“日本最優秀ネット金融サービス大賞”の第1回募集を今秋開始

1999年07月27日 00時00分更新

文● 編集部 伊藤咲子

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非営利の民間団体であるEC研究会*は、“日本最優秀ネット金融サービス大賞(NKS大賞)”の共催企業6社を発表した。NKS大賞は、EC研究所、(株)アソシエイツ・ジャパン、(株)オフィス2020の3社の共同主催という形で、今年4月に創設に関して正式な合意がなされたもの。今回、マイクロソフト(株)、日本オラクル(株)、(株)インフォシーク、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(株)、(株)アスキー、(株)アスキーイーシーの計6社が共催企業として加わった。

*EC研究会:'96年5月発足。電子商取引(EC)の発展と振興を目標に、研究活動を行なう民間非営利団体。約2600名の参加メンバーを抱える。年間10回以上の定例会を開催し、また、"日本オンラインショッピング大賞"('97年)を創設した実績をもつ。

NKS大賞 実行委員会事務局代表の土屋憲太郎氏
NKS大賞 実行委員会事務局代表の土屋憲太郎氏



NKS大賞は、金融ビッグバンとEC化の進行、規制緩和による流通と金融の融合、金融と情報技術との融合にあわせ、国内の中小・小口のリテール業務を対象としたサービスおよび商品開発を行なった企業、団体を表彰するもの。これにより、各種金融商品・サービスを選択する際の指標となることを目指す。第1回は11月~2000年2月29日に各企業・団体の募集を受け付け、3月に各賞の発表といったスケジュールを予定している。

NKS実行委員会事務局代表の土屋憲太郎氏は、「現在、NKS大賞の共催企業の拡大を目指し数社と交渉中だ。スタート時には20社以上の体制がとれればと思う。また、金融業社にNKS大賞をよりアピールするため、NKS大賞のホームページも準備中だ」と組織作りに対する意欲を語った。

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