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ノーザンライツ、自社ブランドでLinux搭載のサーバー/パソコンを発表

1999年07月15日 00時00分更新

文● 編集部 佐々木千之

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ノーザンライツ(株)は14日、自社ブランドのLinux搭載サーバー/パソコンを、自社のウェブサイトを通じて発売すると発表した。今後は独自開発した自社ブランド製品を中心に、主にシステムインテグレーターと業務を展開するという。同社は、Linux専門のコンピューターシステム会社で、米VA Linux Systems社の日本代理店も務めている。

左から、稲畑産業(株)の三好邦彦常務取締役、ノーザンライツ(株)の喜多伸夫取締役社長、ノーザンライツ(株)の植嶋辰弥取締役副社長
左から、稲畑産業(株)の三好邦彦常務取締役、ノーザンライツ(株)の喜多伸夫取締役社長、ノーザンライツ(株)の植嶋辰弥取締役副社長



ノーザンライツは'98年1月に設立され、'98年9月に米VA Research社(現VA Linux Systems)と販売契約を結び、VA Linux Systems製品の販売と日本語化を行なってきた。5月には、VA Linux Systemsとの販売契約を仲介した稲畑産業から増資を受けている。創業者で副社長の植嶋氏は、半導体バーンイン装置メーカーである日本エンジニアリング(株)在籍時に、Linuxを採用したDRAMのテストシステムを開発したという経歴を持つ。このシステムは国内外のDRAM工場で700台が稼動しているという。

現在、同社の資本金は4000万円。出資比率は稲畑産業*が65パーセント、植嶋氏が25パーセント、日本エンジニアリングが10パーセントとなっている。今回のオリジナルブランド製品の発売を機に、Linux搭載サーバー/パソコンを利用したシステムを販売するシステムインテグレーターと、積極的にパートナーシップを確立、協業していくという。売上目標は初年度5億円、5年後の2003年に100億円を見込んでおり、国内トップのLinuxソリューションプロバイダーを目指すという。

なお、VA Linux Systemsの代理店契約も継続し、VA Linux Systems製品の販売も続けるという。

*稲畑産業:稲畑産業は、1890年創業の商社。合成樹脂、各種電子材料、半導体製造機器、検査装置、液晶・半導体材料を扱っており、IT関連についても事業を拡大しているという。ノーザンライツの喜多社長は稲畑産業の出身。

今回発売する自社ブランド製品は、『NL Server』シリーズ、『NL Station』シリーズ、『NL Book/Mini』シリーズ。

NL Server

左から『NL Server 2000』、『NL Server 3000』、『NL Server 4000』
左から『NL Server 2000』、『NL Server 3000』、『NL Server 4000』



NL Serverシリーズは高性能と高信頼性を追及したエンタープライズサーバー。全機種ともSMP(2ないし4プロセッサー)構成で、筐体はラックマウントに対応する。Gigabit Ethernetや大容量RAIDシステムなどのハードウェアを採用する。インストールされるLinuxのディストリビューションは、『Red Hat Linux 6.0』。

価格は、CPU、メモリー、HDD容量などによって大きく幅があるが、『NL Server 2000』が、Pentium II-450MHz×2、メモリー128MB、HDD 9.1GB(Ultra2 Wide LVD)という構成で54万2000から。『NL Server 3000』が、Pentium II-450MHz×2、メモリー256MB、9.1GB Ultra2 Wide LVD HDD×5(Ultra2 Wide LVD対応RAID)という構成で88万5000円から。『NL Server 4000』が、Pentium III Xeon-500MHz×4、メモリー512MB、9.1GB Ultra2 Wide SCA HDD×6(Ultra2 Wide SCA対応RAID)という構成で311万円から。『NL Server 4500』が、Pentium III Xeon-500MHz×4、メモリー1GB、9.1GB Ultra2 Wide SCA HDD×12(Ultra2 Wide SCA対応RAID)という構成で651万6000円から。

NL Station

左から『NL Station 25/26』 、『NL Station 55/56』、『NL Station 75/76』、『NL Station 91』
左から『NL Station 25/26』 、『NL Station 55/56』、『NL Station 75/76』、『NL Station 91』



NL Stationシリーズは、エントリーレベルから科学技術計算・画像処理用までカバーするワークステーション。インストールされるLinuxのディストリビューションは、『Red Hat Linux 6.0』、『日本語redhat 5.2』、『TurboLinux』、『Vine Linu』から選択する。

価格は、構成によってことなるが、エントリー向けの『NL Station 25/26』が、Pentium II-400MHz、メモリー64MB、9.1GB(UltraATA/66)HDDという構成で28万4000円から。『NL Station 55/56』が、Pentium III-450MHz×2、メモリー128MB、18GB(UltraATA/66)HDDという構成で、39万6000円から。『NL Station 75/76/91』が、Pentium III Xeon-550MHz、メモリー128MB、22GB(UltraATA/66)HDDという構成で、76万4000円から。

NL Mini/Book

左から『NL Mini 200』 、『NL Book 300』
左から『NL Mini 200』 、『NL Book 300』



『NL Mini 200』は省スペースデスクトップタイプのパーソナルワークステーション。インストールされるLinuxのディストリビューションは、『Red Hat Linux 6.0』、『日本語redhat 5.2』、『TurboLinux』、『Vine Linu』から選択する。

価格は、構成によって異なるが、Pentium III-450MHz、メモリー64MB、10.1GB(UltraATA/33)HDDという構成で19万8000円から。

『NL Book 300』は14.1インチのカラーTFT液晶ディスプレー(1024×768ドット)を搭載するノートタイプのパーソナルワークステーション。インストールされるLinuxのディストリビューションは、『Red Hat Linux 6.0』、『日本語redhat 5.2』、『TurboLinux』、『Vine Linu』から選択する。

価格は構成により異なるが、Mobile Pentium II-333MHz、メモリー96MB、6.4GB(UltraATA/33)HDDという構成で、45万5000円から。

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