(株)リコーは、デジタル複合機とイメージ配信ソフトを組み合わせたシステム『RIDOC
Standard』(リドックスタンダード)を発表した。RIDOC Standardは、ドキュメントハンドリングソフト『Ridoc
Desk V2』(リドックデスク、16日発売)とデジタル複合機『イマジオシリーズ』、イメージ配信ソフト『リモートSCAN』を組み合わせたもの。紙の文書をスキャンして電子化し、Ridoc
Deskによって文書を一元的に管理する機能を持つ。ファイルフォーマットはPDFやTIFF、JPEG、BMPなどに対応し、登録文書はメールとしての配信やデータベースへの格納が可能。Lotus
NotesやMicrosoft Exchangeとの連携機能を装備しており、ウェブブラウザ経由によるデータの閲覧やダウンロードなどの操作も可能としている。
イマジオシリーズのプリンター部分は、最大600dpiの解像度を持つ。対応OSはWindows
3.1/95/98/NT3.51以降とMacOS。スキャナー部分は最大600dpiの解像度を持ち、グレイスケール256階調でスキャンできる。最大原稿サイズはA3。リモートSCAN(ソフト)の対応OSはWindows
NT4.0(SP3以降)、Ridoc Desk V2(ソフト)の対応OSはWindows 95(SP1以降)/98/NT4.0(SP3以降)。
RIDOC Standardの価格は、標準システムで361万9800円。発売は21日を予定している。
『Ridoc Desk』の画面 |