●オラクルがNCの事業戦略を発表
日本オラクル(株)は、日本におけるNC(ネットワークコンピュータ)の事業戦略を発表した。企業向け市場には、NC利用を実現するソフトウェアとして『NC
Administration Server 1.4』を提供、トライアル導入プログラム“POC(Proof
of Concept)”を約40社のシステムインテグレーターと進めていく。コンシューマー市場へはテレビ受像器にセットトップボックスを接続して利用する『NCTV』を提供、家庭でのユーザーを対象にプロバイダーや放送事業者がサービスを行なうという。http://www.oracle.co.jp/
●さくら銀行がオラクルのNCTVを利用したバンキングサービスを発表
(株)さくら銀行は、米オラクル社と子会社のNetwork Computer社が推進するNCTVを搭載したセットトップボックスを家庭のテレビ電話につなぐことにより、家庭に居ながら振込や残高照会などの銀行取引ができるバンキングサービスを今秋開始する。振込・振替利用時の手数料は1件当たり100円で、照会のみの利用や月額手数料は不要。残高照会、入出金明細照会は平日のオンライン時間時、振込・振替は土日を含む24時間利用可能。http://www.oracle.co.jp/
●HPとEDS社、ワールドカップの公式電子店舗を開設
米ヒューレット・パッカード社と米EDS社は、3月24日(現地時間)、ワールドカップの公式電子店舗サイトを開設したと発表した。同サイトでは世界中どこからでも、150点にもおよぶ(近日中に250点が追加される)製品が購入できるという。商品を選んで購入ボタンをクリックすると、リアルタイムで為替レート計算が行なわれ、税金と税関手数料を計算し、クレジットカード情報を入力するだけで、5日以内に製品が出荷されるという。なお、出荷された製品は、オンラインで運送状況が確認できるという(現在、同サイトは構築中)。http://store.france98.com/