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ザイラン・ジャパン、100Mbpsに対応したEthernetスイッチ『OmniStack』を発表

1998年03月09日 00時00分更新

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 ザイラン・ジャパン(株)は、10Mbpsおよび100Mbpsに対応したボックス型Ethernetスイッチ『OmniStack』シリーズと『OmniStack』用の拡張モジュールを発表した。OEMとしての提供や、(株)NTT PCコミュニケーションズ、三菱電線工業(株)、(株)理経、ダイネットコム(株)などを通して販売される。同時に、米ザイラン社が、同社のスイッチング製品どうしを接続し、大規模なネットワークを構築する構想“Switched Network Services(SNS)”を発表した。

 『OmniStack』シリーズは、『OmniStack 1032』、『同 2032』、『同 3032』、『同 4016』、『同 5024』の5機種。『OmniStack』用の拡張モジュールは、『ATMアップリンク・モジュール』、『ファスト・イーサネット・アップリンク』、『ギガビット・イーサネット・アップリンク』の3機種。

●『OmniStack 1032』



 Layer2規格によるスイッチング、IP、IPXのルーティング、データがあふれないように自動的に調節するといった機能が『OmniStack 1032』の基本機能。そのほかに、物理的に繋がったLANではなく、ソフトウェアでLANを構築するVLAN(Virtual LAN)機能などを備えている。

 10BASE-Tポートを32基とFast Ethernetのアップリンク・ポートを2基装備している。アップリンク・ポートは、100BASE-TXが2基、100BASE-FXマルチモードが2基、100BASE-TXと100BASE-FXマルチモードが1基ずつの3タイプがある。また、各ネットワークカードに固有の物理アドレス(MACアドレス)を記憶しておくCAM(Content-Addressable Memory)が1KBのタイプと4KBのタイプがある。

●『OmniStack 2032』



 『OmniStack 2032』は、『同 1032』の基本機能に加え、HRE (Hardware Routing Engine)の搭載により、Layer2より高速なLayer3規格のスイッチングをハードウェアでサポートしている。また、ファイアーウォールやユーザー認証によるセキュリティー機能にも対応している。

 10BASE-Tポートを32基と、拡張モジュール用のアップリンクスロットを1基装備している。このスロットにポートの付いた拡張モジュールを差し込むことで、利用できる。なお、CAMが2KBのタイプと4KBのタイプがある。

●『OmniStack 3032』



 『OmniStack 3032』は、『同 2032』と同じく、HREによる Layer3規格のスイッチングやファイアーウォール対応といった機能を持ち、10BASE-Tポートを32基装備している。さらに、10BASE-Tポートを32基装備した拡張ユニットを2台接続可能となっている。これにより、最大で96個の10BASE-Tポートが利用できる。なお、CAMが3KBのタイプと8KBのタイプがある。

●『OmniStack 4016』、『OmniStack 5024』

 『OmniStack 4016』は、10BASE-Tおよび100BASE-TXを自動的に切り替え可能なポートを16基、『同 5024』は24基装備している。また、『同 4016』は『同 1032』と、『同 5024』は『同 2032』と同等のスイッチング機能を持つほか、サーバーと接続してのスイッチングもサポートしている。『同 4016』はCAMが2KBのタイプと4KBのタイプがあり、『同 5024』はCAMが3KBのタイプと8KBのタイプがある。

●“Switched Network Services(SNS)”

 米ザイラン社では、数年のうちにネットワークの転送能力は、1秒間に数百万パケットとなりユーザーの要望を超え、ファイアーウォールやユーザー認証といったセキュリティーや、DNSサーバー、DHCPサーバーなどによるアドレスおよびディレクトリー管理がより重要になるだろうと予想している。

 『OmniSwich』シリーズや『OmniStack』シリーズを“SNS”として統合することで、高速なスイッチング機能や強力なネットワーク管理機能、EthernetやGbit Ethernet、ATMなどの接続機能を全体でひとつのサービスとして提供していくことにより、これらの問題が解決するとしている。

 統合は、各製品に搭載されている『Xylan Operating System(XOS)』によって行なわれる。上記の機能のほかにも、IEEE 802.1p仕様およびIEEE802.1q仕様などのサポートやWANサービスなどもサポートする。

 『OmniSwich』シリーズはネットワークの中心部分、『OmniStack』シリーズは端末付近での利用が想定されている。『OmniStack』シリーズはオープンプライスだが、『OmniStack 1032』で10Mbpsのポート1基当たり100ドル程度、『同 4016』で100Mbpsのポート1基当たり200ドル程度になるという。(報道局 中山実)

http://www.xylan.com/

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