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【詳報】明らかになる1000ドルPC用プロセッサー“Celeron”

1998年03月05日 00時00分更新

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 米インテル社は3月4日(現地時間)、低価格パソコン“Basic PC”用プロセッサーの名称を『Celeron(セレロン)』に決定したと発表した。

 Celeronは“Covington(コヴィントン)”というコードネームで呼ばれていた、アメリカで1000ドルPCと呼ばれる低価格PC市場向けに開発されたプロセッサーだ。PentiumIIをベースとして開発しておりSlot1に対応しているが、2次キャッシュは搭載していない。

 外形はPentiumIIで採用されているSECカートリッジではなく、基板に直接プロセッサーを埋め込む“SEPP(Single Edge Processer Package)”が採用される。ちょうどPentiumIIのケースを外し、基板部分だけを残したような形になる。プロセッサー上には専用ヒートシンクが設置され、プロセッサーの温度に応じて放熱効率を変えるサーマルプレートが基板に直付けされるという。

 Celeronのベースクロックは66MHzとなる予定で、対応するマザーボード“440BPC”がほぼ同時期に同社から発表される。以前は“440EX”、あるいは“440LX-R”と呼ばれていたもので、Slot1を採用、マザーボード上に2次キャッシュを搭載する。DIMMスロットが2本のみ、PCIバスは3スロットのみと大幅に機能が制限されており、デュアルプロセッサーにも対応していない。ただしAGPには対応するとしている。

 同社では、4月に詳しい製品情報を発表、今年中ごろに発売するとしているが、業界筋は、Celeron-266MHzが4月中旬に発表となるのではないかと噂している。価格は実質上のライバルとなる米サイリックス社の『Media GX』や米AMD社の『AMD-K6』に対抗するため、100ドル前後に設定するのではという意見が多数を占めている。やはり4月に発売されると見られている、AMD-K6-266MHzとの激しい争いが気になるところだ。(報道局 市川美穂)

http://www.intel.com/pressroom/archive/releases/DP030498.HTM

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