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インフォミックスの新社長に掘昭一氏が就任

1998年02月25日 00時00分更新

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 インフォミックス(株)は代表取締役社長に、米インフォミックス・ソフトウェア社アジアパシフィック統括副社長のWilliam James氏に代わって、堀昭一氏が就任したと発表した。同氏は前・日本ビューロジック(株)代表取締役社長で、'88年より9年間米アップルコンピュータ社でマーケティング担当副社長として在職。「今のインフォミックスはかつてのアップルのように、製品はいいが、経営状況がよくないという状況だ。製品の優位性を前面に押し出していきたい」と、語った。

 



 また記者発表会では同社世界規模における'97年第4四半期(10月~12月)の決算報告が行なわれた。William James氏は業績が低迷した第1四半期から、経営陣を入れ替え、財務状況も好転したと説明。売上高は1億8120万ドル(約230億1240万円)、利益は1780万ドル(約22億6060万円)。売上高は対前年同期比で16パーセント減となったが、'97年第3四半期に比べると、21パーセントの売上増となっている。そのうち日本が占める売上高は明らかにされていないが、日本では第3四半期に比べ売上が45パーセント増加したという。'98年度は、売上目標などの数字は未公表だが、株主への利益還元('97年度は1株当たり2.36ドルの損失)、また日本では今期を上回る売上率の増加を目指すという。

 '96年末に約4500人だった社員を、業績悪化後のリストラにより'98年1月時点で約3500人まで削減したが、今後削減の予定はないという。日本では'96年末で社員数が約120人、直販制度の廃止に伴い現在約60人。今後は営業やサポート分野で約20人増員する。

 製品戦略としては、ORDB(オブジェクトリレーショナルデータベース)の技術を中心にOLTP(オンライン・トランザクション処理)、データウェアハウス、Web/コンテンツマネージメントに引き続き力を入れていくという。同社のデータベース製品『Informix Dynamic Server』の拡張機能の“Universal Server Data Option”によって、これまで扱うことのできなかったマルチメディアデータやオブジェクトにも対応可能なことから、「他社より2年以上進んだ技術を持っている」(掘社長)。マルチメディアデータをデータベースで扱う需要は今後増加し、5~7年以内には数値や文字列を扱うRDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)から、ORDBMS(オブジェクトリレーショナルデータベース管理システム)に市場の中心が移ると予測している。(報道局 若名麻里)

http://www.informix.com/jp/

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