このページの本文へ

“第2回 朝日デジタル広告賞”発表、一般公募グランプリは粟村淳子さん

1998年02月10日 00時00分更新

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷


 (株)朝日新聞社が昨年創設した“朝日デジタル広告賞”の入賞作品が決定、同社浜離宮朝日小ホールにて贈呈式が行なわれた。“朝日デジタル広告賞”は電子的な広告の姿を探るため、世界で初めて創設されたコンテスト。今回で2回目の開催となる。広告主の課題に応じて一般の人が作成した作品を評価する“一般公募の部”には71点、広告主自らが作成した作品を評価する“広告主参加の部”には13点の応募があった。

 審査は同社が運営するインターネット情報サービス“アサヒ・コム”(http://www.asahi.com/)のホームページ上で募集した一般審査員30人と、音楽家の坂本龍一氏や映画監督の森田芳光氏、アーティストの日比野克彦氏のほか、慶應義塾大学大学院教授の相磯秀夫氏など10人の特別審査員が行なった。



 一般公募の部は、準グランプリにはホームページ“3分間HomepageCooking”を運営する山内秀紀氏のサッポロビール(株)課題作品と、凸版印刷(株)パッケージ事業本部のサッポロビール(株)課題作品とが選ばれた。グランプリはグラフィックデザイナー粟村淳子氏の(株)資生堂課題作品。粟村氏は作品について、「資生堂の“赤い矢印”や“ウルフルズ”といった、すでに定着しているイメージを大事にして作成した」とコメントしている。

 広告主参加の部は、準グランプリにサッポロビール(株)、独ルフトハンザ ドイツ航空が、グランプリには(株)資生堂の広告がインタラクティブ性を評価され受賞した。

 入賞作品は2月中旬から、“アサヒ・コム”上で公開するほか、入賞作品などをCD-ROMに収めて価格2600円で発売する。なお、次回の開催については、詳細を5月ごろ“アサヒ・コム”にて発表の予定。(報道局 市川美穂)

http://www.asahi.com/

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン