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米マイクロソフト、Windows98ベータ版を有償で一般ユーザーに配布

1998年01月12日 00時00分更新

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 米マイクロソフト社はWindows98ベータ版を有償で一般ユーザーに配布することを1月9日に発表した。この配布はWindows98ベータ版テストの一環として行なわれるもので、配布されるのはベータ3と呼ばれるバージョンになる。同社では、このバージョンは“製品版の前にリリースされる最終版であり、Windows98製品版に搭載される機能の大部分を含んでいて、限りなく製品版に近い状態”だとしている。しかし、同時に“製品版のように完全にデバッグされてはいないので、若干のバグが見つかることが予想される”とのこと。

 今回ベータテストを行なう権利を得たのは、米マイクロソフト社によって選ばれた、アメリカかカナダ在住の、特に専門的な知識を持ったWindows95ホームユーザー。選ばれたユーザーには今週頭に、米マイクロソフトからメールが送られているという。ただしベータ版を手に入れるためには、ベータ版CD-ROMの価格29.95ドルに加え、送料、手数料、税金を支払う必要がある。

 これ以外のベータテストへの参加を希望するユーザーに対しては、2月16日からホームページ(http://www.microsoft.com/windows98/)で詳細なインフォメーションを行なう。同社では、最終的に10万人のユーザーにテストを行なってもらう考え。今回こうした一般ユーザーへのベータテストを行なう理由として、同社では“パソコンに関する専門的な知識を持った一般ユーザーは、製品版が登場する前に、Windows98を手に入れることを熱心に望んでいることがわかったため”とホームページで回答している。日本でも同様のベータ版テストを行なう予定だが、詳しい日程や募集方法などはまだ発表されていない。(報道局 市川美穂)

http://www.microsoft.com/corpinfo/press/1998/Jan98/WinCESPr.htm

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