松下電器産業(株)など133社が参加するDVDの規格策定組織“DVDフォーラム”は、26日にDVD-RAMの規格検証業務を開始する、と発表した。
これは、各メーカーが製造するDVD-RAMドライブやDVD-RAMディスクが、'97年8月に同フォーラムにおいて正式決定されたDVD-RAM規格(Ver.1.0)に準拠しているかを検証するもので、合格した製品は、DVD-RAMのロゴマークをつけることができるようになる、という。
検証ツールとして、DVD-RAMドライブの検証には、同フォーラムが用意したデータの書き込み、読み取りができるかをチェックするための、何も書き込まれていない“DVD-RAM
Standard Disc”と、細かい基準信号がきちんと読みとれるかどうかをチェックするための“Reference
Signal Disc”を用意。また、DVD-RAMディスクの検証ツールとして、“Primary
Standard Evalution System”という検証用のドライブを用意している。
検証を行なうのは、東京では、(株)日立製作所フォーマット標準センター(FAX.03-3506-1631)、(株)東芝DVDフォーマット検証東京ラボ(FAX.03-5444-9430)の2ヵ所、大阪では松下電器産業(株)フォーマット標準室(FAX.06-909-5027)の計3ヵ所。
検査費用は、検査を申し込んだメーカーの実費負担となり、DVD-RAMドライブ1製品につき100万円、DVD-RAMディスクでは、1製品につき50万円かかる。(報道局 佐藤和彦)
問い合わせ:TEL.03-5444-9580