(株)大和銀行と日本アイ・ビー・エム(株)は、10年間のアウトソーシング契約を締結し、情報システムの開発と運用を担当する合弁会社を設立する。合弁会社は、社員数約300名の予定で、大和銀行の情報システム部門などから200数名が移籍する予定という。設立後は合弁会社と日本アイ・ビー・エムで、同銀行の情報システムの運用を全面的に行なっていく。
国際化、規制緩和の進展に伴なう産業構造の変化や日本版ビッグバンなどで、情報システム部門が対応すべき業務範囲が拡大し複雑化が予想される。今回のアウトソーシング契約は、そうした状況に早期対応するために締結したもの。情報処理業務を全面的にアウトソーシングすることは、都市銀行としては初の試みという。(報道局 若名麻里)
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