(株)富士通ゼネラルは、1024×768ドット表示が可能な液晶プロジェクター『LPF-4000形』を発表した。価格は98万円、'98年1月下旬に発売する。
投影方式に3原色3板式液晶シャッター方式を採用、1677万色のフルカラー表示ができる。解像度は、1024×768ドット表示のほか、自動周波数判別技術と独自のFSC(Field
Shift Compression)技術により、VGA(640×480ドット)モードから最大SXGA(1280×1024ドット)モードにまで対応。同社がクラス最高と謳う、輝度600ANSIルーメン、周辺光量比85パーセント以上を実現。パソコン、ビデオ用に、DDHS(Dual
Digital High Scale)γ補正を採用することで、高階調・高コントラストの映像再現を図っているという。異なる周波数でも瞬時に画像を表示する“ラストメモリー機能”や、RGB/VIDEO/S-VIDEOの各入力ごとに4つの周波数を記憶できる“ユーザーメモリー機能”を搭載する。
4倍、16倍の部分拡大機能を搭載するほか、本体サイズ幅292×高さ152×奥行き374mm、重さ6.8kgというコンパクト化を図り、設置には据え置きのほか天吊りにも対応している。レーザーポインター付きのワイヤレスマウスリモコンなどが付属している。
NTSCのほか、PAL、SECAM、N-PAL、M-PAL、4.43NTSCなどのビデオ信号を自動判別するなど、海外でも使用できる。海外向けには『LPF-4200形』として発売する。(報道局 井上哲郎)
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