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“Java カンファレンス”開催、情報家電の本命は“こたつトップ”?

1997年12月17日 00時00分更新

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 ネットワーク技術者のためのセミナーとして開催されている“Internet Week 97”のイベントのひとつとして、“Java Conference Winter Seminar 97 in Yokohama”が開催された。

 “Javaが家庭にやってくる”というセッションでは、日本電気(株)の窪田和弘氏が、同社が開発中の“こたつトップ”のコンセプトを解説した。 窪田氏は、日本電気(株)の半導体グループの中にある“Advanced Business Creation for 21th Century”という、新規事業を行なうチームに所属し、こたつトップの開発を行なっている。

 こたつトップのコンセプトは、“2 feet operation”と“10 minites operation”のふたつ。2 feet operationは、PCでもなく、TVでもなく、屋内で使用することを意味し、もうひとつの10 minites operationは、10分の時間があれば、ちょいと触ることができ、家庭の中で、いつも“そこ”にあることを意味している。

 すでに、こたつトップは、試作段階に入っており、まな板を少し短くしたような大きさの、タッチパネル形式の試作機弐号機が製造されている。試作機弐号機は、JavaChipsを搭載しており、ユーザー・インターフェースには、タッチパネルによる直接ポインティング、“手書き文字”による電子メール、“自筆署名”による個人認証、紙を利用した“アドレス”入力機構などが採用されている。詳しいスペックや、発売時期などは未定とのこと。(報道局 佐藤和彦)

http://www.java-fj.or.jp/

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