(株)東芝は、3.3Vの16MBスマートメディア『TH58V128DC』を発表、'98年第1四半期に出荷を開始する。サンプル価格は3万円。
コントロール回路をチップ内に組み込むことなどにより、64MbitのNAND形フラッシュメモリーを2個搭載可能になり、従来の2倍のメモリー容量を実現した。この2チップ搭載技術によりスマートメディアの大容量化を容易に実現できるという。
同時に、2001年までに128MBのスマートメディアを開発・製品化を進めると発表した。これは、11月に行なわれた、スマートメディアの仕様統一や普及促進を図る任意団体による“SSFDCフォーラム”において決定された16/32/64/128MBの各種仕様に基づき発表されたもの。デジタルカメラなどを中心とした需要を見込んでいる。(報道局 井上哲郎)
http://www.toshiba.co.jp/