日本ヒューレット・パッカード(株)は、PCサーバー『HP Netserver』シリーズに、小・中規模ネットワーク向けサーバー『HP
NetServer LCII』と、部門用サーバー『HP NetServer LHII』を追加した。'98年1月1日に発売する。
LCIIの基本モデル構成価格は51万円。1基のPentiumII-266MHzと32MBのメモリー、モデム経由でサーバーをコントロールする『HP
リモートアシスタントカード』、Webブラウザーベースのサーバー管理ツール『HP
TopTools』などを搭載する。最大32GBのHDDを搭載できる。
LHIIの基本モデル構成価格は80万円。1基のPentiumII-266MHzと64MBのメモリー、『HP
TopTools』などを搭載する。IT(情報システム部門)の生産性を向上するサーバー管理機能などを装備し、109.2GBのホットスワップ対応HDDを内蔵できるほか、デュアルUltra
Wide SCSIインターフェースを標準装備。新開発の“インテリジェントプラットフォームマネジメントインターフェース(IPMI)”を採用する。
両モデルともデュアルプロセッサー仕様で、PentiumII-266MHz/300MHzを最大2基搭載できる。
同時に、シングルチャネルディスクアレイコントローラー『HP
NetRAID(ネットレイド)-1』を発表した。従来のNetRAIDと同等の機能を持ち、LCII/LHIIなどの多くのHDDを必要としないサーバーに最適としている。価格は14万円。(報道局 井上哲郎)
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