米アップルコンピュータ社は、QuickTimeの最新バージョンである『QuickTime
3.0 Developer Preview Release』の配布をWebページ上で開始した。同製品は、MacOS8やWindows95/NT4.0などのマルチプラットフォームに対応するマルチメディアアーキテクチャー。プロトタイプ版は、すでにAdobe
Systems社やMacromedia社など、開発メーカー各社に配られていたが、今回一般向けに作成、配布を行なう。
画像や映像、音声など各種デジタルメディアファイル形式に対応しており、QuickTime、MPEG、AVI、OMF、DCCAM、OpenDMLなどのファイルの再生や編集、圧縮をMacintoshおよびWindows上で行なえる。各種ファイルにリアルタイムでエフェクトをかけることも可能で、さまざまなソフトウェア開発やマルチメディアコンテンツ制作に利用できる。
なお、QuickTime 3.0正式版は'98年1月に公開予定で、開発メーカー約600社が、QuickTime
3.0の導入を予定している。(報道局 桑本美鈴)
http://www.quicktime.apple.com/preview/