このページの本文へ

ソニー、セキュリティーを強化した、ワイヤレスLANアダプターを発売

1997年12月01日 00時00分更新

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷


 ソニーから12月10日に発売されるワイヤレスLANアダプター『WNS-230w/230』は、通信方式にミサイルの制御などにも使われているという“スペクトラム直接拡散方式”を採用することで、信頼性と耐妨害性を強化したのが特徴。

 パソコンと『WNS-230』を、TAまたはモデムと『WNS-230』をそれぞれシリアルケーブルで接続し、『WNS-230』の間をワイヤレス接続にすることで、シリアルケーブルの長さに制限されずにパソコンやTA/モデムを設置できる。『WNS-230』をもう1台追加し、別のパソコンに接続すれば、パソコンとパソコン間のシリアル接続や、2台のパソコンで1台のTA/モデムを共有することも可能となる。通信速度は最大で230Kbps。通信可能距離は、使用環境により30m~300mまでとなっている。

 Windows95/NTマシンどうしならPPP接続で、MacintoshどうしならLocalTalkでネットワークを構築し、ファイル共有やプリンター共有を設定できるので、LAN環境のととのっていない場所で小規模なLANとして利用することも可能。ひとつのネットワークグループで、最大でパソコンを32台、TA/モデムを3台まで接続できる。なお、Macintoshで利用する場合は、別途接続ケーブル(2500円)が必要となる。(報道局 中山実)

http://www.sony.co.jp/

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン