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ジール、ISDN通信ボードなど発売上位シリーズも'98年1月に投入

1997年11月25日 00時00分更新

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 (株)ジールは、ISDN通信機器『R246』シリーズ3製品を近日発売する。発売されるのは、ISDN通信ボード『R246c+』(最大64Kbps仕様)、『R246MP』(最大128Kbps仕様)およびこれらのボードをつなぐDSU(Digital Service Unit)『R246DSU』。PC/AT互換機対応。価格は、R246c+とR246DSUが1万9800円、R246MPが2万2800円。

 R246c+とR246MPは、COMポートを設定するだけでモデムと同じように使用できる。専用のドライバーを使用しないため、I/OアドレスやIRQを設定しなくてもいい。同社が昨年11月に発売したISDN通信ボード『R246c』にはない機能として、終末抵抗の設定が可能になったこと、ダイヤルインや自己サブアドレスに対応しているため増設できることなどが挙げられる。採用プロトコルは、R246c+がPPPとV.110、R246MPがMP(Multilink PPP)、PPP、V.110。

 一方、R246DSUはU点インターフェースを2ポート、S/T点インターフェースを2ポート搭載し、配線効率を高めている。極性反転もLED(発光ダイオード)でチェックできる。大きさは、幅86×奥行き120×高さ23ミリ。

 また同社は、『R246』シリーズの上位製品として、同一のアーキテクチャーを用いた『Digital Express』シリーズを順次発売する。その第1弾として、ボード型TA3製品を'98年1月に発売すると発表した。『DE-P20』、『DE-P20D』はアナログポート2ポートを搭載し、DE-P20DはDSU内蔵型。『DE-F128D』はOCNエコノミーやデジタルアクセス64/128といった専用線に対応し、DSUを内蔵している。価格は順に、3万6000円、4万6000円、4万9000円。BOX型TAも'98年2月に発売予定。(報道局 浅野広明)

http://www.zeal.co.jp/

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