富士通(株)は、3Dソフトの新バージョン2製品を12月9日に発売する。どちらもVRML97規格に準拠しており、音声や動きを含むインタラクティブな3Dモデル/ワールドが作成できる。Windows95/NT4.0対応で、Pentium-90MHz以上を推奨している。
『RealModeler Ver2.0』は、1枚の写真画像を基に、システムが用意している3Dの基本形状を組み合わせることで3D画像を作成したり、複数の写真画像からリアルなテクスチャー画像を抽出できるモデリングソフト。価格は16万円、メモリーは24MB以上、HDD容量は7MB以上が必要。
『SpaceConstructor Ver2.0』は、VRML形式の3Dオブジェクトに、マウスポインターが近づいたり、遠ざかったりしたり、クリックしたときに、3D画像の位置、大きさ、色の変更などの変化を加えられるVRMLエディター。価格は12万円、メモリーは16MB以上、HDD容量は25MB以上が必要。
この2本のソフトは、11月26~28日に幕張メッセで開催される“Digitalmedia
World”にも出展される予定。(報道局 佐藤和彦)
http://www.fujitsu.co.jp/hypertext/news/1997/nov/21-2.html